世界剣道選手権=「団体戦3位を目指す」=ブラジル選手団がイタリアへ

ニッケイ新聞 2012年5月12日付け

 イタリア・ノバラ市で25〜27日に開催される『第15回世界剣道選手権大会』に出場するブラジル選手団22人が20日に現地に向かうにあたり、団長を務めるブラジル剣道連盟の山本八士郎副会長、蛯原忠男会長、大政武理事の各氏が報告のため来社した。
 同大会は3年に1度行われ、男子代表は15回連続の出場。第10回大会から創設された女子の部にも6大会連続の出場となる。
 09年にブラジルで開催された第14回大会では、男女ともに団体戦で第3位に入賞。個人戦でも女子の高階エリゼッチ選手(26、三世)が3位に輝いている。
 25日に男子個人戦、26日に女子個人戦と女子団体戦、27日に男子団体戦を戦う。
 山本団長は「目標は前回大会に続く男女両方での団体戦3位入賞。世界のレベルはどんどん上がっているが、苦戦は覚悟の上。達成のために精一杯戦いたい」と意気込みを見せた。