大好評! 高知カラオケ・文化祭=皿鉢料理、尾長鳥の展示も

ニッケイ新聞 2012年6月6日付け

 高知県人会(片山アルナルド会長)は先月27日、静岡県人会会館で「第18回カラオケ大会・高知文化祭」を開いた。
 ピニェイロス区の会館で開いていた恒例のカラオケ大会に加え、昨年から会場をリベルダーデに移し、郷土食や高知の文化を伝える催しともなっている。
 壇上には前会長の高橋一水、マリア夫妻による皿鉢料理、県人会所有で高知名物の尾長鳥の剥製、土佐犬の模型が並んだ。よさこい祭りの映像も流され、竜馬会もブースを設置した。
 70尾を仕入れたというカツオのたたき、ぺスカーダを使った姿寿司の売れ行きも上々。正午過ぎには売り切れるメニューが出るほどの人気ぶりを見せた。地階の会場ではカラオケ大会も盛り上がった。
 鯛におからを詰め込んだ料理『蒸し』を購入した60代の男性は「今晩の一杯が楽しみ」と笑顔を見せていた。