国際交流基金日語研修=今年から対象が南米全体に=26人参加、11日から

ニッケイ新聞 2012年7月11日付け

 日本語の学習者支援および学習奨励事業として、国際交流基金サンパウロ日本文化センター(深野昭所長)が11日から4日間、サンパウロ市で『南米中等教育生徒等サンパウロ研修』を実施する。
 昨年までは、ブラジルで公立中等教育を受ける日本語学習者のみが対象だったが、今年からペルー、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンなど南米諸国も加わる。今年の参加者は26人。
 始めの3日間は聖南西地区のコロニア・ピニャール青年図書館で合宿、その後リベルダーデ、続いて県連主催「日本祭り」を見学する。
 日本語や日本文化に触れる様々な機会設けることで、学習者に新たな日本語の魅力に気付かせ、学習を継続する意欲を持たせること、また国を越えた仲間づくりを促進することを目的に掲げている。