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ニッケイ新聞 2012年7月26日付け

 8月に刊行される『アリアンサ移住地創設八十周年』には、今では大変珍しい「ガラスネガ」(フィルムの代わりに特殊な薬剤を塗布したガラス板をネガとしたもの)を使った同地区の写真が20項に渡り掲載されている。なんでも民家の古い土蔵を整理していた際に、約500点がまとまって発見されたのだとか。矢崎副委員長が「これだけで写真集を作りたいくらい」と評する保存状態の良い貴重なもの。ぜひ本書を手にとって見てみて欲しい。
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 先日の大雨で停電になり、ビルの玄関の扉が開かず待ちぼうけを食らった。手動でも開けられるが、ポルテイロは「どの鍵か分からない」とたじたじ。また最近、住民の車の識別のためにとビル名が堂々と入ったステッカーが配られた。マンション強盗が頻発する昨今である。管理意識の低さに些か不安…。