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ニッケイ新聞 2012年8月2日付け

 セッテ・バーラス文協会館の建設に、自ら汗を流して取り組む遠藤寅重会長のこだわりの極めつけは鳥居だ。道に面した建物の壁に富士山を描き、コンクリートで形作った鳥居を壁に打ち込んで鳥居の背景に富士山がそびえているように見せるという、肝いりのアイデア。入り口付近には、鳥居に見合うようにと日本庭園も造る予定だ。「皆がちゃんとできるか心配してましたが、あとは色を塗るだけ。おそらくブラジルで初めてじゃないですか」と豪快に笑っていた。
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 ロンドン五輪・女子サッカーの予選第3戦で日本代表監督が「引き分けを狙うよう指示した」と発言したことが日本で話題になっている。予選2位となれば、次戦が移動の負担の少ない会場となることを考慮した采配だというが「スポーツマンシップに反する」と「先を考えた戦略をとるのは当然」の両方の声が挙がっているのだとか。日本は目論見通り引き分け、次戦の相手はブラジルに。この結果がどう影響するか見物だ。