東西南北

ニッケイ新聞 2012年8月4日付け

 ロンドン五輪7日目、ブラジルに新たに銅メダル二つがもたらされた。一つは男子柔道100キロ超級のラファエル・シルヴァ。現在25歳で世界ランキング3位のラファエルにはリオ五輪の期待もかかる。また、男子競泳50メートル自由形ではセーザル・シエロ。北京での同種目金メダリストは、2連覇はならなかったものの、2大会連続のメダル。また同種目ではブルーノ・フラトゥスも4位入賞を果した。
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 全国運輸連合(CNT)が行った「2014年の大統領選挙で誰に投票するか」のアンケートの結果が3日発表され、ルーラ前大統領が「ジウマ大統領が出馬しないなら」の条件で69・8%と高い支持率を受けた。2位は民主社会党(PSDB)のアエシオ・ネーヴェス氏の11・9%で、ブラジル社会党(PSB)のエドゥアルド・カンポス氏が2・2%で続いた。また、ジウマ大統領が立候補の場合の支持率は59%だった。
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 欧州風味の高級パン志向のパダリアがサンパウロ市で次々と開業していると3日付エスタード紙。7月は、ベルギー・スタイルのル・パン・クオティディエンが西部ヴィラ・マダレーナ、南部のイタイン・ビビとシダージ・ジャルジンに計3店、ジェリー・ブレッドが同じく南部シダージ・ジャルジンに開店。8月にはもう1軒新しい店が開店する予定だ。サンパウロ市民の食の高級化は進むか。