アルジャー花祭り25日開幕=移民7カ国を花で表現

ニッケイ新聞 2012年8月21日付け

 汎ズットラ花卉生産者協会(ALFORD、石川ルイス初男会長)が『第21回アルジャー花祭り』を、今月25、26、9月1、2、7、8、9の7日間(午前8時半〜午後6時)、アフロード展示会場(Av. PL do Brasil, km 4,5, Fazenda Velha)で開催する。
 入場料は19レアル(前売り15レ)、8歳以下無料、60歳以上および学生は9・5レ(前売り7・5レ)。駐車場10レ。開会式は25日午前10時から。
 今年の展示場は『ブラジルを彩る花と世界の民族』がテーマ。日本を始めポルトガル、イタリア、オランダなど7カ国をモチーフに生産者自らが花で会場を飾り、花をあしらった〃花電車〃が会場内を走る。
 品評会はJICAシニアボランティアの鈴木不二夫・花卉技術指導者が審査員を務め、65生産者が自慢の花卉を持ち寄り競い合う。2千平方米以上の販売所では、新鮮な産地直送花卉を販売。
 舞台ではカンフー、和太鼓、マジック師サニーのショーや犬のサーカス、他国の舞踊などが終日行なわれ、食事コーナーではヤキソバ、うどん、ADESCの手作り食品、ヤクルト社和牛を使った牛丼等が販売される。
 来社した大浦格副会長、林広高渉外担当、新谷幸雄、安武誠両相談役は「新鮮でパリっとした花が評判です。家族皆さんでお越し下さい」と呼びかけている。
 期間中はアルジャ・バスターミナルから会場まで、タクシーが特別価格5レで運行する。
 問い合わせは同協会(11・4655・4227/1928)まで。