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「『移民の生活の歴史』の背景知りたい」=半田知雄研究のフェリペさん

ニッケイ新聞 2012年9月1日付け

 大阪大学文学研究科の博士後期課程に所属し、日系画家の故半田知雄氏を研究する非日系のフェリッペ・アウグスト・ソアレス・モッタさん(26)が一時帰国し、先月23日に本紙を訪れた。
 聖市出身。日系人の多い地域ではなかったが、高校生のときから日本語を学んだ。「もともと言葉が好きだった」ことから頭角を現し、2007年11月に行われた県連主催の初回弁論大会でみごと優勝。日本行きの航空券を手に入れ、翌年初めて日本の地を踏んだ。
 サンパウロ大学では歴史を学び、「ブラジル近現代史の一部」である日本移民史へと関心が向いたものの、文献を読み進めるうち「個人としての日系史が取り上げられていない」と感じ、大阪大学大学院で現在のテーマを選んだ。
 「戦前から永住を考え、画家、評論家、移民という様々な側面を併せもった〃特殊な存在〃。『移民の生活の歴史』が書かれることになった背景を調べたい」と流暢な日本語で語った。

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