援協=「保護者への普及が重要」=PIPA発表会、22日

ニッケイ新聞 2012年9月18日付け

 サンパウロ日伯援護協会が運営する自閉症児療育学級「青空学級」(PIPA、佐々木憲輔代表)に通う生徒の発表会が22日午前8時半から、リベルダーデ区の援協社会福祉センター(Rua Fagundes, 121)5階の神内ホールで開かれる。入場無料。
 案内のため援協の坂和三郎副会長、PIPAコーディネーターの沼尻エルザさんが来社した。
 PIPAの生徒は現在7人で、5人の指導員が日々療育にあたっている。当日はキーボード、寸劇、生徒達が日々楽しんで取り組んでいるという和太鼓が披露される。
 沼尻さんは「PIPAの取り組みは社会的に意義あるもの。生徒を増やして規模を拡大するため、指導員養成はもちろん、自閉症児をもつ親の理解も深めていきたい」と意欲的に語り、来場を呼びかけた。
 問い合わせはPIPA(電話=11・2633・2356)まで。