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東西南北

ニッケイ新聞 2012年9月26日付け

 つい先日まで62日も降雨がなく、30度を超す日を連発するなど記録的な暑さが続いていたこの冬のサンパウロ市だが、今週は一転して一気に冷え込みそうだ。南から北上する寒冷前線の影響で、今日26日の最低気温は10度で、27日には8度、28日には9度まで気温が下がり、金曜にはサンパウロ州の南部で霜が降りる可能性があるとのこと。1カ月以内で20度の気温差に風邪をひかぬよう注意を。
     ◎
 銀行のストは長期化の様相を見せているが、サンパウロ州でも24日に銀行員組合の集会が行なわれ、今週いっぱいはストを続行することを決めた。これでサンパウロ州700もの銀行支店が依然閉店を続けることとなる。現在の組合と銀行側の主張の差だが、組合からの10・25%の給与調整希望に対し、銀行側からの回答は6%、同様に2416・38レアルの基本給希望に対し、回答は従業員で1484レアル、窓口担当が2014・38レアルとなっている。早期の業務回復を望みたい。
     ◎
 12月に日本で開催されるサッカーのクラブW杯には、コリンチャンスがラ米代表として参加する。同クラブのゴビ会長は25日、サンパウロ市北部アニェンビで行われたクラブ創立102周年のイベントの席で、日本に応援に行くコリンチアーノの数を「9千人から1万人を期待したい」と語った。万が一、負けてもファンが大暴れしないよう願いたい。

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