ニッケイ杯数独大会=考案者鍛冶氏が来伯講演=本日開催、飛び入り歓迎

ニッケイ新聞 2012年9月29日付け

 本紙が主催する『第1回ニッケイ杯・数独大会2012』が本日午前10時から、宮城県人会会館(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で開かれるにあたり、講演を行なう数独の考案者・鍛冶真起氏(61、北海道)が初来伯し、28日に本紙を表敬訪問した。
 既存のパズル「ナンバープレイス」を「数字は独身に限る」と独自の改良を加え、〝数独〟と命名し、世界に広めた。社長を務める『ニコリ』は、パズル専門誌を出版するほか、世界中の媒体に多くのパズルを提供している。
 予選終了後に予定されている講演(午前11時頃)では、数独が世界に広まった経緯やパズルビジネスをテーマに話す。
 鍛冶氏は「数独は気分転換、暇つぶし。粘らないと駄目だけど、一カ所にこだわらず全体を俯瞰したり、諦めたりすることも大事。全身全霊で適当に取り組んでほしい」と語った。
 なお、大会は誰でも参加可能。申込みをしていなくても、当日の飛び入り参加を歓迎する。1キロの腐らない食料品の持参を呼びかける。