ブラジル相撲代表=世界大会に向け集中稽古=「メダル三つは期待」

ニッケイ新聞 2012年10月19日付け

 27日から香港で始まる『第18回世界相撲選手権大会』に参加するブラジル男女相撲代表が12〜14日の3日間、カッポン・ボニート日伯文化体育協会の常設土俵で集中稽古を行い、汗を流した。
 今年7月の全伯大会で優秀な成績を残した男女計16人が対象(うち3人は世界大会への参加を辞退)で、サンパウロ州を中心とした各地から集まった選手らは、午前・午後の厳しい2部練習をこなし本番に備えた。
 指導を担当したブラジル相撲連盟の大瀧多喜夫理事は、「日本はもちろん、モンゴル、ロシアなどライバルは多いが、ブラジルも皆力がある選手。良い準備が出来たので、メダル三つは期待したい」と仕上がりに満足な様子。
 代表選手13人にスタッフを加えた計17人の壮行会は20日にブラジル相撲連盟の50周年記念史のランサメントとともに行われ、21日に香港に向け出発、30日に帰国する。