県人会主催の唯一の民謡大会=山形民謡コンクール11日

ニッケイ新聞 2012年11月2日付け

 山形県人会(押切壮フラビオ会長)が『第9回山形民謡コンクール』を、11日午前9時から宮城県人会館(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で開催する。入場無料、午後4時頃まで。
 県の民謡を歌って母県をアピールする目的で毎年開催。篠原俊巳副会長によれば、県人会主催の唯一の民謡コンクールだ。ブラジル全土から民謡愛好家の県人会員が集まるほか、一般の民謡愛好家らも出場。昨年は約80人が参加した。
 一般は年齢別に6カテゴリーに分かれて予選が行われ、日本の大会出場経験者と過去の同コンクール優勝者は別部門で競技する。一般のグランプリには同県出身の芸術家・豊田豊さんによるトロフィーが、もう一方の部門3位以内入賞者には同氏の版画が贈られる。
 案内のため来社した篠原副会長と塩野彰・民謡企画担当は、「90歳以上も出場します。当日飛び入りもできるので、ぜひご来場を」と呼びかけた。
 問い合わせは同県人会(11・3208・8781)まで。