茶道裏千家=『宗旦忌』文協ビルで25日=手作り懐石も楽しめる

ニッケイ新聞 2012年11月14日付け

 茶道裏千家ブラジル(林宗慶代表)が恒例『宗旦忌』を、25日午前11時から裏千家教場「伯栄庵」(Rua Sao Joaquim, 381, 4o. andar, sala 44)で開催する。要申し込み、参加費は問い合わせ。
 千利休から続くわび茶を大成し、裏千家茶道の礎を築いた第3代家元千宗旦を偲ぶため開催。サンパウロ市を始めグアタパラ、リオ、レジストロなど地方支部からも70人以上の会員が参集し、1年間の勉強の集大成を披露する。
 先亡者に対する供茶に始まり、呈茶席二席(薄茶、濃茶、和菓子)、手作り懐石料理、点心席一席が振舞われるほか、茶の湯の修練法「七事式」、許状引次式も実施される。
 案内のため来社した伊藤宗筝、牧宗洋、大沢宗静さんらは「夏の名残から初秋にかけて、各席趣向を凝らして表現します。一日楽しめますので、ぜひお越しください」と呼びかけた。
 問い合わせ、申し込みは伊藤さん(11・4033・1776)、牧さん(同・3277・5011)、大沢さん(同・5044・8286)まで。