損していませんか?=日伯社保セミナー、26日

ニッケイ新聞 2012年11月22日付け

 今年の3月1日から発効されている「日伯社会保障協定」に関するセミナーが26日午後7時から、文協ビル1階(Rua Sao Joaquim, 381)で開かれる。文協法務委員会(岩水マリオ委員長)主催で入場無料。
 日伯両国に渡って労働する駐在員やデカセギらの年金の二重負担や掛け捨てを防止するために結ばれた同協定について、制度の概要や具体的なケースを交えた申請の条件・方法などに関する講演が行われる。
 講師は、税法を専門とする弁護士である原田清氏、国立社会保険院(INSS)のベラーラ・ジラルデロ支配人補佐、CIATEの大嶽達哉専務理事の3人。
 案内のため来社した岩水委員長、コーディネーターを務める大原毅さん、文協の中島エドゥアルド事務局長は「有益な制度であるはずなのに認知度が低いのはもったいない。損しないためにも勉強を」と呼びかけた。
 座席数の確認のために申し込みが必要。文協(11・3208・1755)まで。