健康表現体操協会=国際フェスで3曲披露=17人参加、支部交流も

ニッケイ新聞 2012年11月23日付け

 ブラジル健康表現体操協会の川添敏江会長ら関係者が、先月11〜14日に静岡県浜松市であった『第4回国際健康表現体操フェスティバル』(全日本健康音楽研究会=全健音、斉藤千代子会長)への参加報告のため来社した。
 4年おきに開催される国際イベント。日本国内の支部に加えハワイ、韓国などから計140サークル、約2400人が参加した。
 ブラジルからの17人は、2日目にフェスタ・ジュニーナのクワドリーリャの踊り、「海を渡って百周年」「高原列車は行く」の計3曲を披露、好評を博したという。
 終了後には沖縄に移動し、同地支部から郷土民謡の「谷茶前」を、ブラジル側からは「海を渡って百周年」を説明し合うなどの交流を行った。
 また、全健音関係者との調整により「第4回ブラジル健康表現セミナー&フェスティバル」が来年6月9日にサンパウロ市内で開催されることも決まった。翌日には斉藤会長らによる指導員の審査・認定会も行われる。
 川添会長は「会場一杯に歓迎ムードが溢れていた」と感激の面持ちで語り、同フェスティバル初参加となった福屋則義さん(68、山口)も「日本の皆さんの元気溢れる演技が凄く印象的。私たちも負けてはいられません」と張り切った様子を見せていた。