青空スポーツ教室で交流=聖南西6校49人が参加

ニッケイ新聞 2012年11月28日付け

 聖南西地区の日本語学校に通うスポーツ好きな13〜17歳の生徒が参加する聖南西青空スポーツ教室(聖南西教育研究会主催)が15日、ピラール・ド・スール文協の運動場で開かれた。
 日本語学校の生徒が、スポーツを通して楽しみながら他の学校の生徒と交流を図る目的で年に一度行われており、12月の林間学校とともに生徒が楽しみにしている地区行事の一つ。今年もピラール・ド・スール、コロニア・ピニャール、イビウーナ、ピエダーデ、レジストロ、カッポン・ボニートの6校から49人の生徒が集まった。
 午前10時前に体育館に集合し、ピラール・ド・スール日本語学校で体育を指導するよねむら米村れい麗か華教師(24)と同校の教師により進められた。
 はじめに「ペア作り」や「ペア増え鬼」などのゲームを行って体をほぐし、その後のポートフリスビーでは初めて投げるフリスビーに悪戦苦闘の生徒が続出したが、楽しそうに練習に励んだ。
 午後からは男子5チーム、女子4チームによるリーグ戦を開始し、白熱した試合を繰り広げた。その後、男女混合の17チームでペットボトルホッケーも行なった。
 午後5時に全プログラムが終了し、生徒らは疲れた様子もなく最後まで元気な笑顔を見せ「とても楽しかった」「新しい友達が3人できた」などという声が聞かれた。