老中杯将棋大会24日に=「ぜひ多くの参加を」

ニッケイ新聞 2013年2月8日

 第42回老中杯将棋大会が24日に、ブラジル将棋連盟会館(ガルボン・ブエノ街19番)で開催されるにあたり、川合昭会長(77、秋田)、斉藤広総務理事(ひろし、81、山形)、山田孝由副会長(こうゆう、75、沖縄)が来社し、「ぜひ多くの参加を」と呼びかけた。
 午前8時受付開始、10時から開会式となる。参加費は40レアルで、16歳以下は無料。例年約50人が参加する。
 斉藤さんは「75年頃には400人近い人が参加し、二日がかりでやった。デカセギ開始の頃から減少し、今では高齢化も重なった」という。
 同連盟が主催する四大大会の中でも、元々は相手に合わせて飛車などの「駒落ち」をして対局し、勝敗よりも打ち方の内容を重視する大会だった。ただし、「以前ほど棋力の差がなくなった」(川合談)ために10年ほど前から普通の対局方法に変わったという。