東西南北

ニッケイ新聞 2013年2月12日

 エスタード紙の「今年のサンパウロ市カーニバルのパレードで一番良かったのは?」とのアンケートで11日15時現在、ガヴィオンエス・ダ・フィエルがリードしている。マンシャ・ヴェルデ、ドラゴンエスが続いているが、これらはいずれもサッカー応援団のエスコーラだ。同じ質問は10日開催のリオのカーニバルの初日を対象にしても行われ、古豪ポルテラが昨年優勝のチジュッカをリードしている。
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 テニスのブラジル・オープンは11日からサンパウロ市南部のイビラプエラ体育館で開催中。注目は元世界ランキング1位で長期の故障から復帰したばかりのスペインのラファエル・ナダルで、12日午後8時30分、アルゼンチン選手と組んでダブルスの試合に登場する。シングルスでも第1シードでエントリーされており、活躍が期待される。ブラジル選手ではシングルス第1シードのトマス・ベルッチに期待がかかる。
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 11日付エスタード紙によると、サンパウロ州コンゴーニャス空港で2012年のカバンの置き引きは前年から49・6%も増えて401件になった。また、荷物狙いの強盗件数も11年の8件から12年には37件に急増している。特に12年下半期は、置き引き221件、強盗事件も32件と集中的に事件が起きている。カーニバルの連休などで飛行機を利用して旅行する人は注意が必要だ。