東西南北

ニッケイ新聞 2013年2月14日

 12日発表のサンパウロ市カーニバルのスペシャル・グループのパレードの結果により、ヴィラ・マリアとマンシャ・ヴェルデの降格が決まった。意外だったのはマンシャで、伯字紙では好評が伝えられていたが、山車の一部が焼けたことが響いた。これでマンシャが応援するパルメイラス共々、2部降格。パルメイラスとしては悪い流れをサンパウロ州選手権とリベルタドーレス杯で取り返したい。
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 サンパウロ市カーニバルと比べ有名人の数ではやはり分があるリオのカーニバル。今年もグローボの9時のノヴェーラ「サウヴェ・ジョルジュ」の主演と悪役の2人の女優がベイジャ・フロールのパレードに参加したほか、「楽隊の女王」もグローボ局の若手女優がズラリ。客席にもサッカー代表監督のフェリポン氏やドゥンガ元監督などの姿が。米国からも、ウィル・スミスや歌手のカニエ・ウェストなど、世界的人気の俳優や歌手が休暇も兼ねて訪れていた。
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 12日付本頁で報じたサントス港での豪華客船からの乗客落下事故で、設計士のルシアノ・デ・ルッカさん(30)は12日午前9時頃、サントス港第33倉庫付近で遺体となって発見され、同日午後、家族が本人と確認した。埋葬は13日、サンパウロ市西部のアラサー墓地で行われた。ルッカさんは9日夜、客室から40メートル下の海に落ち、行方不明となっていた。