■訃報■鈴木静馬さん

ニッケイ新聞 2013年4月12日

 静岡県人会の名誉会長だった鈴木静馬さんが7日午後8時過ぎ、心疾患で1年ほど入退院を繰り返した後、自宅で逝去した。翌日午後、イビウーナ市のパス墓地に埋葬された。享年81。
 1932年静岡県袋井市生まれ。58年に自由渡航で渡伯し、洗濯屋の下働き、自動車の修理見習いなど様々な職を経て、イビウーナ市の斉藤養鶏場の幸子さんと結婚、経営に携わった。
 県人会会長を1995年から計9年間務め、05年には、自身の出身校静岡県立磐田農業高等学校による「ブラジル生徒派遣交流事業」の実現に尽力、事業は今も続けられている。
 聖南西文化体育連盟の会長も務めた。文化功労章(世界平和科学貢献紋章院)、コメンダドール章、グランクルース章。
 初七日法要は13日午後3時から、佛心寺(Rua Sao Joaquim, 285, Liberdade)で執り行われる。