パラー州日系ミスコン=17歳大学生 山田タイスさんに栄冠=7月の全伯大会に出場

ニッケイ新聞 2013年5月24日

 【パラー州ベレン発】汎アマゾニア日伯協会(生田勇治会長)が11日夜、『2013年度ミス日系コンテスト』を同協会神内講堂で開催した。
 約600人が詰め掛け、一般席と2階に準備された140のテーブルはほぼ満席となった。同州の各地区から推薦された12人のミス候補者たちは、ハッピ、水着、浴衣、そしてドレス姿で審査に臨んだ。
 昨年に続き司会を担当したテレビタレントのヤマイ・ケンジ氏は、観客を飽かせない司会ぶりで会場を盛り上げていた。
 会場の一角では日本食が販売され、審査の合間には民謡クラブの日本舞踊、和太鼓グループ、同市で売り出し中のポップ歌手カミラ・ホンダさんらもショーを披露し、観客を喜ばせた。
 今年のミス日系アマゾニアの栄冠を射止めたのは、サンタイザベル代表の山田マユミ・タイスさん(大学生、164センチ、53キロ)。パラー州を代表し、7月の県連日本祭りで行われる全伯大会「ミス・ニッケイ」に参加する。
 準優勝とミス・シンパチアには、エニア・エミリー・マサキ・コスタさん(高校生、16歳、163センチ、58キロ)が、3位には井川テルミ・タイスさん(26歳)、4位には西岡デボラ・リエさん(22歳)が選ばれた。(パラー州通信員 下小薗昭仁)