「若手を呼び込みたい」=海藤三味線教室が発表会

ニッケイ新聞 2013年5月25日

 タウバテ海藤三味太鼓(海藤司代表)の「第7回海藤三味線教室発表会」が6月2日午後1時から、愛知県人会(Rua Santa Luzia, 74, Liberdade)で開かれる。入場無料で保存のきく1キロの持参を呼びかける。
 今回は初の三部構成。代表の司さん、若手の赤堀雄三さん、海藤洋平さんがそれぞれの構成を担当し、第一部は伝統的な民謡、三味線、尺八、太鼓の演奏、第二部は現代風の三味線の演奏に、太鼓やギターも織り交ぜたオリジナル曲も。第三部は子供から大人までが和太鼓の演奏を披露する。
 「若い人が増えてきているが、伝統を守りながらどうやって次世代に引き継いでいくかが課題」と司さん。来年は若手を集めて和楽器のフェスティバルの開催を計画しており、この発表会で機運を盛り上げたい考えだ。「ぜひ多くの方に見に来てほしい」と来場を呼びかけている。
 問い合わせは海藤さん(12・8125・0018)まで。