ロンドリーナ=慰霊祭敬老会に百人参加=会食、余興も大にぎわい

ニッケイ新聞 2013年7月6日

 ロンドリーナ文化体育協会(ACEL、竹田ロベルト会長)が先月5日、「慰霊祭」および「敬老会」を、同文協で開催した。5日から5日間開かれた日本文化イベント「エキスポジャパン2013」の初日イベント。
 慰霊祭は、同市西本願寺の堅田玄悠主管が導師をつとめ、仏式で執り行われた。ACEL会長や評議員など関係者、同市議員ら来賓を含め約220人が出席し、先没者の冥福を祈った。
 その後は敬老会に移り、同文協および傘下に属する12組の会員中、80歳以上の高齢者に食事がふるまわれた。80歳以上の会員316人中(男性130、女性186、最高齢99歳)、100人以上が出席し、全員に記念品が贈呈された。
 また、今回の敬老会は、同文協が毎月行う「高齢者の集い」も兼ねて開催された。この集いは65歳以上の交流を図ることを目的に、会食や健康増進・文化イベントを催している。
 一堂は、焼き魚、巻き寿司、おにぎり、ヤキソバなど日本食に舌鼓を打ちながら歓談に花を咲かせた。琴の演奏や郷地アンジェロさんの踊り、マサキ・イダ・ポザさんや大西セルジオさん、江国順子さんらによる歌謡、アサイ地方からの団体参加による合同盆踊りなどで盛り上がった。