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ニッケイ新聞 2013年7月19日

 日系アナスピ・ベテラーノ会が実施した「全伯陸上競技大会」。通常は、規模の大きいブラジル団体が実施するが、今年は10月に初の世界大会が迫っているため、日系団体に運営が任された。しかし、「一銭の融資もなければ援助もない。大きい日系企業に当たっても駄目で苦労した」とか。結局、懐の暖かい会員のポケットマネーで乗り切った。大会成功に拍手。
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 ブラジル日本語センターで始まった「汎米日本語教師合同研修会」。藤野琴子講師は、「中南米他国からの参加が減っている。参加は1回に限られているから、もう来られる人があまりいないのかも」と語る。家庭がある人は2週間家を空けるのが難しい。一方で、子育てが終わっても60歳を過ぎると年齢制限でアウト。条件の見直しが必要になってきたのかも。
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 陶芸家の生駒憲二郎さんの生徒が運営するブログ(ceramicacontemporaneabrasileira.blogspot.com.br)には、陶芸情報が盛りだくさん。バイーア、パラナ、エスピリト・サント、リオなど、全伯250人の陶芸家が登録しており、自身の新作やイベント情報などを流している。陶芸品に目がない方は、要チェック。