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ニッケイ新聞 2013年7月20日

 長野県人会は、今年も日本祭りで北沢重喜・モジ支部長の農園で栽培された野沢菜の漬物を出品する。「ブラジルは(野沢菜栽培に)最適な土地ではない」としながらも、「本場のものほど大きくはできないが、味はむしろ美味しい」とのこと。常連が出来る人気ぶりで「一人で10袋ほど買っていく人もいる」とか。計500キロ、800袋は、食の広場・長野県人会ブース(51)で販売(10レ)される。
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 サンパウロ絵手紙友の会は随時生徒を募集している。講習会の日程は、石川県人会で毎月第2火曜日(午前・午後)、熟年クラブで第1、3金曜日(午前)。年会費は20レアル、各講習会の参加費用は10レ。「絵手紙を始めて人生観が変わった。一度良さがわかると、皆さん長く続けられる」と石井恵子会長はしみじみ。今回の日本からの講師来伯を機に、一度試してみては。
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 天気予報では、今週末の南伯3州は今年一番の冷え込みになるかもという。特にラモス移住地やサンジョアキンのあるサンタカタリーナ州山間部では、雪が降る可能性すらあるとか。この〃南極下ろし〃の寒波がすぐにサンパウロ州までくること間違いなし。防寒の準備を。県連日本祭りでは、うどんとか温かい食事が良く出て、冷たいビール、アイスより、熱燗とかお汁粉の方がいいかも。福島県人会のブースで銘酒『彌右衛門』の試飲をすれば、身体が温まること間違いないし。岩手県人会で『南部美人』も梯子し、新潟県人会で搗きたての餅を頬張れば、気分はまさしくニッポンか。