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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2013年8月27日

 「母県との交流を活発に」。県人会の記念式典では例外なく耳にする言葉だが、式典を機に何か具体的な事業が始まったという話はそう聞かない。「オール三重」の訪問団約60人が中旬に来伯し、ビジネスセミナーや県産品PRイベントなどを行い、官民両方に向け母県をアピールした。
 中日新聞の報道によれば、鈴木英敬知事とアルキミン州知事は姉妹提携40周年共同宣言を採択した。それも「ふわっとした姉妹提携ではなく、教育や環境、産業商業、観光の面で具体的なプログラムとして進める」内容で、ブラジル人の訪日ビザ発給要件の緩和に向けても取り組みたいという。
 ただ当地では来年が選挙年のため、新しいプロジェクトを打ち出すには、今年中に具体化しなければ〃形〃にはならないだろう。せっかくの取り組みだけに、実のある成果が生まれればと思う。(詩)