大耳小耳

ニッケイ新聞 2013年9月13日

 先月末の代表者会議で来年の日本祭の会場問題について、一部の出席者から「何とか踏ん張ってやってやろうという意気込みが感じられない」「後ろ向きなことばかり言ってどうする」などと執行部を批判する声が挙がった。ところが別の出席者から「各県人会の負担金を上げれば、県連は会場探しが容易になる。皆にその覚悟があるか」との問いが投げかけられると、直前まで「絶対開催!」と声を荒げていた人たちも急にダンマリ…。全く意思表示の無い参加者も多いだけに、何か意見を口にするだけましな方ではあるが…。
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 コチア関係者合同ミサは、例年コチア市内の教会でミサを行い、隣接する高知県伊野市との友好記念公園内に建てられている下元氏の胸像・慰霊碑にて献花が行われていた。村田会長によれば、今年に入り敷地内の茶室の火事、胸像盗難が立て続けに起きたことで、「これでは献花も出来ない」と変更したのだとか。関係者の皆さんは会場を間違えないように。
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 国際交流基金が2月末、日本語学習サイト「まるごと+」(www.marugotoweb.jp)をオープンした。同基金のオリジナル教材を基にした自習用サイトで、ゲーム感覚で楽しめるコンテンツがたくさん。文字の書き方や語彙、発音の仕方が映像や音声で確認できるほか、日本人のふだんの生活を動画で見ることができる「生活と文化」コーナーも。言語は日・英スペイン語の3カ国。ポルトガル語がないのが残念だが、日本語学校の教材として使える部分もあるかも。ゲーム・パソコン好きな子どもや孫に勧めてみては。