無き故郷に思いを馳せて=ジャクチンガ会、12日

ニッケイ新聞 2013年9月25日

 サンパウロ州ポンペイア市近郊にあったジャクチンガ植民地出身者が集う『第17回交流食事会』が10月12日午前9時から、サンパウロ市の青森県人会館(Rua Dr. Siqueira de Campos, 62, Liberdade)で開かれる。
 1936年から入植が始まった同地は、バタタ生産で栄え、最盛期は90家族を数えたが、現在は日系居住者はおらず牧場となっている。
 毎年、麻、パラナ、ゴイアス各州など遠方からも含め80人近くが参加し、親睦を深める。一品持ち寄りで、会費20レアル。10歳以下と80歳以上は無料。
 案内のため来社した山矢三郎さんは「共に学び、汗水流して一緒働いた仲間たちと共に語り合いましょう」と呼びかけた。問い合わせ、参加申し込みは山矢(11・3992・5656)まで。