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東西南北

ニッケイ新聞 2013年9月26日

 25日付フォーリャ紙によると、今年の1〜7月に起きたサンパウロ州での非番の軍警による殺人が、2003年以降の過去11年では最悪の129人に達している。うち3分の2は正当防衛、もしくは誰かが殺されそうになっていたのを助けようとして起きたものだという。一方、勤務中の軍警による殺人は176人でこちらは逆に前年から121人減り、過去最低だった2005年より1人多いだけとなっている。これは非番の軍警が狙われやすくなっていることを意味しているというが、非番の軍警の死者は防犯チョッキの使用により28人と歴代でも低い数字となっている。
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 サンパウロ市中央部コンソラソンの州立高校カエターノ・デ・カンポスで、教師たちが1枚につき2レアルでくじを売っていたことが判明した。職員の話によると、教師たちはこのくじで集めた金でコピー用紙や印刷用のインクなどを買う金を捻出しようとしていたという。なお、賞品としてタブレット型コンピューターが2台用意されていたというが、どのモデルのコンピューターが与えられるかは学生に知らされていなかったという。
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 バルセロナFCのネイマールは24日、本拠地カンプノウでの対レアル・ソシエダ戦で同リーグへの移籍後初となる得点を記録した。リーグ戦開始後6試合目での得点となる。また、この試合ではエースのメッシの得点のアシストとなる見事なクロスも決め、ファンの期待に応える大活躍となった。本人は、「得点できて嬉しい。調子も上向いているし、チームメイトのことも段々解って来た」と語っている。

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