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ニッケイ新聞 2013年11月5日

 レジストロ灯籠流しの会場となったベイラ・リオ広場のそばには、移民史料館がある。笠戸丸の模型、製茶用の機材、製麺機などが展示されているほか、姉妹提携を結ぶ中津川市の特産品、観光案内なども見られた。日伯両国にゆかりのある美術家の絵画や焼き物、また第2次大戦での原爆投下時の貴重な写真も展示される。一日かけて見る価値のあるもの。是非一度訪れてみては。
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 映画情報を発信するサイト「Cinema Cafe.Net」によれば、9日から公開される映画『四十九日のレシピ』に、俳優の岡田将生が日系ブラジル人青年役で出演する。突然亡くなった母の遺言に従い、残された父と娘が法要ならぬ、〃四十九日の大宴会〃を開こうと決意し、自らの人生と向き合っていく姿を描いた映画で、岡田さんは大宴会のお手伝いにきた日系ブラジル人・ハルを演じる。サイトによれば、準主役級の扱いのよう。しかも、岡田将生といえば、若者から非常に高い人気を集める二枚目として有名。今までにないイメージの配役は、日系人のイメージアップにつながる!?
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 最近、当地で日本のイケメン(男前)ブームが起きているとか。東京スポウェブによれば、日本のアイドルグループ「KAT—TUN」のリーダー亀梨和也の愛称「カメナシ」を、ネット上で自らのニックネームとして名乗る若い女性が増えており、髪形などを亀梨に似せた〃ニセ梨〃まで現れたという。とポ語ネット検索してみたが、ポ語のファンサイトはほとんどなし。やっぱりスポーツ紙か。