和歌山=県庁から山田主査が来伯=ドウラードスなどを視察

ニッケイ新聞 2013年11月26日

写真=木原会長と山田主査

 和歌山県人会(木原好規会長)の創立60周年記念式典が来年4月に開催されるにあたり、事前視察と調整のために県庁から山田啓之・企画部企画政策局文化国際課主査が16日に来伯した。
 知事と一緒の慶祝団としては初の訪問が予定されている南麻州ドウラードスの県人会支部のほか、多くの県人が移住した同地の松原、クルパイの両植民地などを視察し、関係者との話し合いを行った。
 4月27日を予定する式典への出席は、仁坂吉伸知事はじめ官民から計50人程度が予想され、慶祝団の人数としては過去最多(山田主査談)になりそうだ。県産品を取り扱う地場企業の関係者らもメンバーに加わり、式典の翌日には特産品宣伝の時間も設けられる。
 21日に木原会長とともに来社した山田主査は「国外にいても、県人であることに変わりはない。こういった交流は非常に重要で、今後とも永く継続させたい」と話すとともに「55周年式典も事前の視察には来られたが、式典には出席出来なかった。今度こそ念願が叶えられそう」と笑顔を見せていた。