GB連合が恒例歳末寄付=日系6団体に計2万レ超

ニッケイ新聞 2013年12月20日

写真=目録を手にする関係者ら

 ブラジルゲートボール連合(小賀誠二会長)は歳末寄付として日系福祉6団体に寄付金を贈呈した。内訳はサンパウロ日伯援護協会に9千レ、憩の園に3500レ、こどものその、希望の家、やすらぎホーム、マリンガの和順会に各2千レ。今回で14回目となる。
 19日に援協本部であった贈呈式には、サンパウロに拠点を置く5団体の代表が出席し、小賀会長から目録を受け取った。こどものそのの谷口ジョゼ理事長は「園生80人に代わって深くお礼を言いたい。本当にありがたいこと」と話し、援協の菊地義治会長も「心温まる寄付は我々にとって大きな励み」と謝意を示した。
 寄付金は今年11月24日に行われた『慈善ゲートボール大会』での食べ物の販売金などから捻出された。中心となって活躍した同連合婦人部の井戸芳子部長は、「1年に1度でも人のためになることが出来るのは嬉しい。婦人部員皆同じ気持ち」と笑顔を見せ、小賀会長も「援協は大会ごとに救急車と医者、看護士を派遣してくれる。助け合いの精神が重要」と話していた。