東西南北

ニッケイ新聞 2014年1月18日

 14日に聖市中央部のクラコランジアの新興ファヴェーラが取り壊され、住人約300人が近隣のホテルに移された件は既報の通りだが、17日に、その中の約80人の麻薬常用者たちが、聖市主導による労働をはじめた。場所は中央部のカンポス・エリーゼオスで、作業は午前8時から12時までの清掃作業だ。常用者たちは青い制服に身を包み労働にいそしんだが、そのうちの1人が10時30分頃にクラックを吸い始める場面も見られた。だが、労働に参加した常用者の中には「今日は自分が生まれ変わる記念日だ」と改心を誓う人も見られた。多くの常用者が立ち直るモデルケースとなるか、注目される。

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 SPトランス社が16日に発表した資料によると、13年における聖市でのバスの利用者は、1年より600万人増えて29億2300万人となったことがわかった。ここ数年、やや微減傾向のあったバス利用者だったが、専門家によれば、バス・レーンの設置と、ビレッテ・ウニコ定期券の導入が大きかったのではと見ている。ビレッテ・ウニコは過去にも利用者増に貢献しており、地下鉄での相互利用可能となった05年には利用者倍増を記録している。

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 バルセロナのネイマールが16日、スペインでの国王杯、対ガタフェ戦の前半16分に相手ゴール前で右足を負傷。その数分後、痛みに耐え切れなくなり、チーム・スタッフ2人に抱えられ、右足を地面に着けない状態で退場した。バルセロナによると次の試合出場までに4週間かかるとか。伯国代表エースのW杯直前の怪我だけに、心配する声が方々で上がっている。