倫理研究所 徳江氏が来伯=講演で若者への普及を

ニッケイ新聞 2014年1月21日

徳江生涯局長

徳江生涯局長

昨年退任した日本の倫理研究所の新原隆一国際部長にかわり、今年から同研究所の生涯局がブラジル倫理の会(須郷清孝会長)での講演を担当することが決まった。

徳江秀雄局長(62、東京)が本紙に表敬訪問、サンパウロ、アメリカーナの2市にある同会支部で講演会を行った。ブラジル講演は初。

「アメリカーナ支部はほぼ現地人なので日本語も英語も通じないと聞いて愕然としたけど、逆に面白い」と語る。

サンパウロ支部は70代以上の会員が多いが、「ブラジルで本気で活動続けていくなら、子育てセミナーなど、若い世代に向けた活動もやっていく必要がある。10年計画になるが、日本でブラジル人を研修させ講演者を育てることも考えている」と今後の展望を語った。

今年および来年は、中国、台湾、アメリカ等での講演も予定。同研究所の従業員数は約190人で、内約90人が講演者をつとめている。