大耳小耳

ニッケイ新聞 2014年1月21日

 若手の後継者不足はコロニア全体の課題。UCESで続投が決まった山村会長同様、南副会長も「若手に任せたいが、誰も代わりがいないと言われて」と冗談交じりに話す。ただ、卓球部やレジストロ・ベースボール・クラブからは、次期会長候補だという40代の若手も会合に参加。青年会から参加した20代の男女2人は、「日本文化を若者へ継承するべく昨年6、10月に、約80人を集めたイベントを行った」という報告が。今年も同様に会合を予定しているとか。さすが聖南西、若手も育ってきているようだ。

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 先週初来伯した倫理研究所の徳江秀雄さんは、若者勧誘に積極的。高齢化が進むロサンゼルス支部では、近年派遣された女性講師が「一人でも参加者がいるなら」と、反対する現地会長を説得して30代を対象にした「子育てセミナー」を開催。感動した3人の参加者の口コミで、2度目のセミナーには61人もの若手が出席、終了後も講師の前に個人相談希望が列をなす盛況ぶりだったとか。

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 当地生まれのプロの和太鼓グループ「生」が、現在新しい教室生を募集している。21日午前9時から50歳以上の人を対象に、午後8時からは12歳から80歳の人を対象に体験ワークショップを行う。興味のある人はまずは一日体験してみてはいかが?問い合わせは木下代表(メール=taiko@taiko.com.br/電話=11・98132・9905)まで。