南青協、早川会長を再選=新年会も兼ね、和やかに

ニッケイ新聞 2014年1月23日

参加者一同で記念撮影

参加者一同で記念撮影

南米産業開発青年隊協会(早川量通会長)の定期総会および新年会が、18日に秋田県人会会館で開催され、約40人が参加した。

誓いの言葉と隊歌斉唱、先没者への黙祷のあと、早川会長(8期)が13年度の経過報告を、長田誉歳氏(8期)が会計報告を行った。

役員改選は多数の意見を受け、早川会長が役員継続をすることに決定した。副会長職を兼任していた第一会計の長田氏が「兼任はできない」と申し出たことから、昨年日本で開かれた産業開発青年隊60周年記念式典に会長代理として参加した渡辺進さん(10期以降)が、第一副会長に選出された。

早川会長は「みなさんの推薦をいただいた。期待に添えるようにがんばりたい」とあいさつ、「二世の横のつながりをつくり、活性化に努めたい。経費削減のためにメールの普及も」と目標を語った。

その後、援協会長の菊地義治氏(5期)にマイクが渡され、「青年隊を通じて来伯したことは自身の強み。今後も、それぞれに自分のなすべきことを、目標をもって元気を出して、日系社会を継承していけるようがんばろう」と呼びかけた。

記念撮影後、隊員の妻たちが準備した食事を囲み、それぞれに昔話や近況報告などをしながら和やかに歓談した。

新役員は以下のとおり(敬称略)。会長=早川量通(8期)、第一副会長=渡辺進(10期以降)、第二=鈴木源治(6期)、第三=楢崎静雄(7期)、書記=貝田定夫(9期)、第一会計理事=長田誉歳さん(8期)、第二=佐藤勝(10期)、総務=盆子原国彦(6期)、監査=有田稔(6期)。