大耳小耳

ニッケイ新聞 2014年2月1日

 県連代表者会議では、改装を予定している文協ビル5階の県連会議室を、今年3月27日の定期総会までに使用可能な状態を目指すことが執行部から示されたほか、2018年の日本移民110周年記念祭に向け、日系5団体がそれぞれ5千レを出資し、資金集めの呼び水とすることが報告された。本文中の二つの委員会も含め、執行部の改選にこれだけの動きがあると、新体制への引継ぎがきっちりと行えるのかが少々不安…。

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 珍味が高いのは世の常だが、日本でマンゴー1玉5千円には驚かされた。31日、アサイージュースの輸入販売を手がけるモナヴィージャパン合同会社(東京都)が数十種類の果物・野菜エキスを加えたプレミアムアサイジュース「モナヴィーMX」(750ml)を新発売するが、希望小売価格はなんと2万2275円とか。不況などどこ吹く風の価格設定に、当地から「物好き日本人」との声が聞こえてきそう。

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 岐阜県人会の山田彦次会長はレジストロと中津川の都市提携に関し、「今では市同士で直接行き来しているから、県人会がだんたん蚊帳の外みたいになってきた」としつつも、「でも交流が続いているのは大変いいこと」と複雑な様子で語った。ちなみに岐阜県関係ではモジ市と関市は1969年5月に提携され、当地で7番目に古い歴史を誇る。他にはカンピーナス市と岐阜市が82年2月だとか。全伯には日本と50弱の姉妹都市提携があるが、交流が停滞化している 市がレジストロに活性化の秘訣を聞くのもいいのでは?