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ニッケイ新聞 2014年2月28日

 「らぷらた報知」20日付によれば、亜国版〃忠犬ハチ公〃が話題になっているという。ロサリオ市の忠犬コリエ(COLLIE)は、9年間も飼い主の墓前から動かず、1月21日に健康悪化のために遂に息を引きったという。まさに日本の忠犬ハチ公を思わせる出来事が起こった。ロサリオ市の公共墓地(LA PIEDAD DE ROSARIO)の飼い主が埋葬された墓の前にうずくまること9年間、人々が他所に移そうとしても動こうとしなかったとか。さすがに衰弱し始めた所から、獣医が診療所で3日間手当てをしたが、時遅く死亡した。近隣住民は不憫に思い、焼却した灰を飼い主の墓地のある敷地に撒いて、死後も飼い主の傍にいられるようにしたとか。

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 スザノの複合プール施設「Magic City」(Estrada do Pavoeiro, 8870, Clube dos Oficiais)はサンパウロ市からも程近く、市民憩の場所となっている取材で訪れた平日も家族連れでにぎわっていた。ウォータースライダーやビーチ型プールなど多彩で、ちょっとした絶叫マシンも併設する。入場料は大人85レ。カーニバルに飽きた人は、夏の終わりにプールを満喫してみては?