移民もサンパウロ市政に参加を!=外国人住民特別委員会

ニッケイ新聞 2014年3月14日

サンパウロ市で、選挙で選出された代表者により構成される市民会議(コンセーリョ・パルチシパチーヴォ)が昨年からはじまっている。

市政への市民参加を活性化し、行政・財政を監視することなどが目的。外国人住民を多く擁すことから、市は同会議のなかに今年新たに、「外国人住民特別委員会」を設置。該当地区に在住する人が立候補および投票ができるようになった。

2010年の全国人口調査で、外国人住民が総人口の0・5%以上を構成する以下の21地区が該当する。

アリカドゥーバ/ヴィラ・フォルモーザ、ブタンタン、カンポ・リンポ、カペラ・ド・ソコーホ、カザ・ヴェルデ、エルメリオ・マタラゾ、フレゲジア・ド・オ/ブラジランジア、イピランガ、ジャバクアラ、ジャサナ/トレメンベ、ラパ、モオカ、ペーニャ、ピニェイロス、ピリトゥーバ/ジャラグア、サンタナ/トゥクルヴィ、サント・アマーロ、セー、ヴィラ・マリア/ヴィラ・ギリエルメ、ヴィラ・マリアナ、ヴィラ・プルデンテ。

16日に立候補者が告示され、30日午前9時から午後5時まで、プラッサ・ダス・アルテス(Av. Sao Joao, 281, Centro)で投票が行われる。