東西南北

ニッケイ新聞 2014年3月26日

 24日午後4時頃、サンパウロ市南部ヴィラ・マリアーナのラセルダ・フランコ大通りで、商人たち20人ほどがマニフェスタソンを行い、タイヤや木材を焼くなどの行為を行った。軍警がかけつけたが、怪我人はなく、逮捕者も出なかった。これは同大通りで営業を営む商人たちが17日から設置されたバスレーンに反対して起こしたもの。商人たちはバスレーンが出来たことで駐車スペースが制限され、それが自分たちの商売に悪影響を及ぼしたと不満を述べている。交通公社(CET)は、商人との対話を積極的に受け止める意向だ。交通の円滑化を進め、好評のバスレーンだが、こうしたケースもある。

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 サンパウロ市西部のモルンビー公園近くのエビ・カマルゴ大通り沿いに12年後半に開発された住宅地域の住人や商人が、CEP(郵便番号)がないゆえのトラブルに陥っている。CEPがないため郵便が滞ることはもちろんのことだが、電気代の請求書なども届かないために、電気や携帯電話などが差し止めとなる事態が続いているという。カンポ・リンポ区役所は「1カ月のうちに解決を」と語っている。名司会者にあやかった名前を通りに付け、住宅地を作ったまでは良かったが。

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 70年代サッカーの名選手でバルセロナFCの元名誉会長のヨハン・クライフは、「バルセロナの問題」としてネイマールをあげた。「21歳なんて子供同然の選手になぜチームの大半の選手以上の金を払うんだ」とクライフは語る。同氏は以前も「メッシと両立できるのか」としてネイマール獲得に反対するなど、良い関係とは言えない。