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ニッケイ新聞 2014年4月5日

農拓協の総会で発表された、前年度の事業報告は8件。JATAKに関する会議、日立や富士通との農業会議、UCCのコーヒー農園視察などで、日本企業との連携にも貢献したよう。日系農協の連絡網的な役割を持つ協会だけに、岡本新会長には進出企業と日系農協を結ぶような活動に期待。

みなさん「植物系」という言葉をご存知ですか? 積極的に異性に近づく「肉食系」とか、恋愛に疎く積極性のない「草食系」など、人の性格を種類分けした言葉は知っていたが〃新種〃らしい。立っているだけで動かず、恋愛にこだわりがなく、受身で簡単になびくのが特徴だそう。主体性がないということだと思うが、ずいぶんと肯定的な命名。しかし、この言葉を発したのが二世の女性で、「それは草食系の間違いじゃない?」と指摘したのだが、本当に使われていた。言葉の移り変わりの速さ同様、二世女性の知識にも驚いた。それとも記者の勉強不足?

県連総会に先立って行われた3月度代表者会議で「留学生・研修生実態調査アンケートの回答が、全県人会から集まりました」と同調査委員長本橋幹久氏(鳥取)が安堵の表情を見せた。その一方で、県連報告書の作成委員長を務める川合昭氏(秋田)は「先月にも呼びかけた県人会事業報告書の原稿を提出していない県がまだある」と落胆気味に報告。先月末で提出は締め切られ、未提出の県人会は去年と同じものが掲載されることに。担当者は「半ページに写真1枚と300文字程度の事業報告を書くだけなのに」とポツリ。