見所は非日系の実力者戦=王将戦大会を18日

 ブラジル将棋連盟(川合昭会長)の「第42回王将戦大会」が18日、同連盟会館(Rua Galvao Bueno, 19, 3o. andar)で行われる。午前8時から受付、開会式は午前10時。
 見所はミナス州の大学に通う若手名人と、チェス名人から将棋に転向したジェームズ・M・トレードさん(五段)の戦い。王将戦(五、六段者)、四段戦、三段戦および二段混合戦が行われる。決勝トーナメント戦前に敗れた人は、親睦戦に出場できる。
 案内のため来社した川合会長は、「650に及ぶコロニアの各種団体の中でも、将棋連盟は最も古い。王将戦は42年間欠かさず開催されてきた」と胸を張る。しかし「37、8年前は400人くらい参加していたが今は50人程度」と規模は縮小気味。
 「もっと普及させたい。見学者も歓迎」と広く来場を呼びかけた。参加費は40レ(16歳未満は無料)、昼食と茶菓子がつく。
 問い合わせは同連盟(11・3209・7687)まで。