大耳小耳

 19日の夜着伯し、20日のイトゥー・伊東交流会に参加したインタクロス研究会福井理事長(日大教授)は、同日夜には機上の人となる弾丸日程だった。「金曜日の朝一から授業があります。移動時間の方がはるかに長いけれど、ブラジルへ来られたことに感謝です」と謙虚に感謝の言葉をのべた。せっかくの来伯だが、イトゥー市訪問は前川副理事長が担当することに。W杯を直前にひかえ、両市関係者が直接に顔を合わせる交流が始まった。
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 86年にブラジルへ移住して以来、サッカーを追い続ける沢田さん。W杯での日本代表に関しては「守備陣の不安定さが…」と言葉を濁した。専門家の見方としては、決勝トーナメントに進出できれば御の字といったところか。日伯代表共に好成績となれば日系社会にとってもありがたいのだが。どちらも1位同士、2位同士で通過すれば8強戦で戦う可能性がある。方や1位、もう一つが2位という組み合わせなら決勝戦ということもありえる。その時、どっちを応援しますか?