ベレン日系協会が文化祭=400人が出席、盛大に

 【パラー州ベレン発】ベレン日系協会(小山拓雄会長)が先月25日、汎アマゾニア日伯協会神内講堂において「第15回日伯文化祭」を盛大に開催した。
 大岩玲在ベレン日本国領事館首席領事、坂野慎司領事、生田勇次・汎アマゾニア日伯協会々長、乙幡敬一・トメアスー文化協会々長、諸石輝雄・パラー老人クラブ会長ら来賓をはじめ、約400人が出席した。
 開拓先亡者に対して1分間の黙祷を捧げた後、会長と来賓による挨拶があり、琴の演奏で開幕。
 ベレン日系協会日語学校生徒のコーラスやヨサコイソーラン、劇をはじめ、タンゴ、フラメンコ、日本舞踊、空手、剣道、太鼓演奏、ベレンカラオケ愛好会の喉自慢など、盛りだくさんのプログラムが披露された。また、折り紙愛好会の作品展や習字展なども、観客の眼を楽しませていた。
 長年同祭に協力してきた各団体に対し、「感謝の盾」が贈呈された。最後は参加者一同が盆踊りの輪を作り、楽しく踊りながら閉会した。(パラー通信員 下小薗昭仁)