セッテ・バーラス盛大に祝う=市議会が「日系社会の日」

にぎわった会場の様子

にぎわった会場の様子

 サンパウロ州南部セッテ・バーラス市では、市議会が2006年12月20日に法令1・400によって5月の第4土曜日を「日系社会の日」として制定して敬意を表している。以来、同地の日伯体育協会ではこの日を祝って毎年祭典を行い、今回は第8回目を迎え、5月24日午後8時より日本食による「祝賀晩餐会」を盛大に挙行した。
 初めにレジストロ文協会長だった故人金子国栄さんに対し、1分間の黙祷を捧げた。まずセッチ・バーラス文協会長の遠藤寅重会長が歓迎の言葉をのべた。さらに来賓のカバタ・ミロ市長は挨拶の中で「私は日系人としてこの日を誇りに思う」と称賛した。
 リベイラ河沿岸日系団体連合の山村敏明会長、ペドロ・デ・トレド文化協会会長、ミラカツー文化協会会長、レジストロ文化協会の現会長の福澤興一さん、金子国栄さん夫人の慶子さんも出席した。
 ジャクピランガ文化会会長、パリケイラ・アスー文化協会会長ほか170人の参加者で賑わった。婦人会の皆さんが作った刺身や寿司、煮物、漬物、ププニャのサラダ、果物などを、参加者は「美味しい」と口をそろえて褒めていた。
 「セッテ・バーラスでは日本食の祝賀会は初めてだったが、山村淳子さんの指導で立派に出来あがった」と遠藤会長は協力を盛会を喜んだ。