東西南北

 13日夜、大サンパウロ市圏カラピクイーバで殺戮が繰り広げられ、5人が死亡する惨事が起きた。20時40分頃、サンタテレジーナ地区の路上で大麻を吸いながら会話していた一団に2台の車が近づき、そこから降りた4人が全員に床に横たわるよう命じた後、銃撃をはじめた。これにより、17歳を筆頭とする10代の少年3人が即死、病院に運ばれた34歳と26歳の男性も死亡した。一緒にいた3人も撃たれ、2人が重傷だ。市警は銃殺の手口から、犯人はプロの殺し屋であると推測。負傷者は胸か肩を撃たれたが、殺害された人の大半は頭を狙われており、本来の目的は誰だったかなどを現在捜査中だ。
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 歌手で同性愛者の権利を主張する活動家としても知られたヴァンジェ・レオネルが14日、卵巣がんのために死去した。51歳だった。ヴァンジェは1990年にデビュー。吸血鬼を主役にした、90年代のTVグローボの異色の大ヒット・ノヴェーラ「ヴァンプ」の主題歌を歌ったことでも知られている。近年は歌手活動のかたわらコラムニストとしても知られ、雑誌やブログなどでの執筆活動も活発に行なっていた。
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 きょう16日から、「ブラジレイロン」ことサッカーの全国選手権が再開する。久しぶりにサンパウロFCに復帰したカカーの活躍も楽しみだが、惨敗で終わったW杯の後だけに、これからのブラジレイロンには「次大会でのホープ」を見つける楽しみもある。現在首位で若手選手の宝庫のクルゼイロやジュニア・セレソンの選手の多いサンパウロやサントスなどに注目したい。