東西南北

 フェルナンド・ハダジサンパウロ市市長の市政に関しての世論調査(ダッタフォーリャ)の結果が18日に発表された。市長就任1年半後のサンパウロ市民の評価で、「よい」はわずか15%しかなく「普通」は37%、そして「悪い」は同市政過去最高の47%を記録した。これはサンパウロ市市長就任1年半後の数字としては、ジャニオ・クアドロス氏(87年)が記録した66%、セウソ・ピッタ氏(98年)が記録した54%に続き、過去8人のサンパウロ市市長の中で3番目に悪い数字となった。18日、ハダジ氏の後見人であるルーラ元大統領は同氏の市政について「良いことも行なっているが、市民にもっと説明をするべきだ」と語った。
     ◎
 ミナス・ジェライス州イパチンガに、97歳にして大学法学部の卒業を控えている女性がいると話題だ。シャメス・サレス・ロリンさんは92歳のときに思い立って法学を志し、5年のあいだ「いつも教室には最初に着いていた」という熱心さで勉強に取り組んだという。来月8日には98歳になるというが、その際には28人の孫と16人のひ孫と祝う予定だ。夫とは17年前に死別したというが、草葉の陰で喜んでいることだろう。
     ◎
 イタリアで行なわれていたバレーボール・ワールドリーグ男子の部で、ブラジル代表は決勝まで進んだが、20日に行なわれた決勝で米国にセット・カウント1―3で敗退し4年ぶりとなる優勝を逃した。この大会、序盤は負けが込み不調だったが徐々に調子を上げ、準決勝では開催国イタリアに圧勝するなどしていたが一歩届かなかった。