東西南北

 4日午後1時頃、サンパウロ市西部ジャルジンのファリア・リマ大通りで銃撃戦があり、1人が死亡、3人が負傷した。これは、ショッピング・イグアテミから2ブロック離れたところにある銀行から休暇中の軍警が出てきたところで2人組の強盗に囲まれ、軍警が抵抗したために起きた。この銃撃戦で強盗のうちの1人が死亡、もう1人も銃弾を受けたが、1ブロック離れたところにあったタクシーに乗って逃げた。軍警は肩と膝に銃弾を受け、病院に運ばれた。また、近くを通りかかった会社員も流れ弾で足にかすり傷を負い、病院で手当を受けた。同地はサンパウロ市でも有名な繁華街の一つだが、昼食時に怖い話だ。
     ◎
 フェルナンド・ハダジサンパウロ市市長は4日、自転車専用レーンを毎週10キロずつ増やすと発表した。この計算で年末まで増え続ければ200キロの増加となるが、市は2015年もさらに200キロの延長と約束。15年12月までに計400キロが設置されることとなる。サンパウロ市では最近、自転車専用レーン増設により、車が走れる車線や駐車できる場所の減少、制限速度の引き下げ、進行方向の変更などの変化が目立ってきている。低支持率に悩むハダジ市政の打開策になるか。
     ◎
 移籍先をめぐって動向が注目されていたロビーニョが5日、古巣のサントスFCに戻ってくることが決まった。契約は1年の期間限定で、保有権は米国リーグに来年から参加するオーランド・シティが持つ。サンパウロFCで現在プレー中のカカーもこのクラブからのレンタルだ。ロナウジーニョにも米国の別チームから依頼がある。