大耳小耳

 県連月例会議の冒頭、来訪者発言が3件あった。1人目の赤羽玲子さんは講演活動や体操教室の案内を行い、2人目の憩の園吉安園子会長はリッファと16日のバザー開催の案内を行った。3人目の元サンパウロ州議下本八郎さんは、来たる統一選挙に向けて日系社会の団結を説いた。来訪者が多くなり過ぎても困るが、各県人会代表が一堂に会する数少ないこの場を活用するのは悪くないかも。
     ◎
 国際交流基金が今月、聖・リオの両市で開催する琉球芸能公演。サンパウロ市での整理券配布はガゼッタ劇場で5日午後2時スタート、火~日の週5日間配布されることになっていた。しかし、初日に会場を訪れたという女性によれば、「午後2時半に着いたらもう整理券がなくなっていた」。女性は「お金を払っても見たい人は大勢いる。次回やる時は講演回数を増やしてほしい」と強く要求。沖縄芸能の人気ぶりは、もはや基金も想定外?
     ◎
 亡くなった静岡県人会元会長の後藤宗治さんは、石川嘉延県知事が来伯した07年の県人会創立50周年式典にあわせて刊行を当初予定していた記念誌の完成を、ずっと心待ちにしていた。同式典の記事には「今年末までに完成する予定」と報じられており、編集に必要な資料の大半は後藤さんが提供したというが、57周年の今も、残念ながら発刊されていない。